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平湖スイカ 800年の栽培歴史を持つ平湖スイカは、糖度が高く、水分が多く、肉質が細かく、皮が薄いという特徴があるので、「江南第一スイカ」と褒め称えられ、世界でも評判が高い。香港、マカオ、東南アジアへ輸出する。平湖スイカは絶えず品種を開発し、20世紀初導入した「馬鈴瓜」か、解放初期の「解放瓜」か、20世紀60年代の「中育」シリーズスイカか、近年の「平優一号」か、いずれも省レベルのスイカ大賞の一位を収めた。
    スイカにきれいな図絵を刻み、中身をくりぬいて削り蝋燭やランプを入れた「スイカの灯篭」は、平湖市の特産物である。1985年7月、平湖は第一回スイカ灯篭祭りを催した。1991年から、毎年盛大なスイカ灯篭フェスティバルを開催する。CCTV、上海、浙江と日本のメディアで報道された。


平湖糟蛋(酒粕漬け卵) 中国には、皮蛋、鹹蛋など、生のアヒルの卵を使った加工食品が多く作られているが、糟蛋もそのひとつである。ただし、産地は浙江省平湖市に限られている、地方独特の食品である。卵殻は漬け込まれている間にカルシウム分が溶け出して、白身などに入り込むため、カルシウム分が数倍に増える。タンパク質の一部は分解されてアミノ酸に変わりうま味が増すほか、アルコールの風味も加わってとろっとした深みのある味は、他になかなかない独特のものである。糟蛋は清の雍正年間に考案されたとされ、270年余りの歴史を持っている。独特の風味を安定して出すには熟練の技が必要で、他の地域ではなかなか作れないようである。イギリスロンドン博覧会、南京品物会で展示され、国内外の好評を博し、パナマ博覧会で表彰メダルをもらった。解放後、部レベルの優良品質賞と第一回中国食品博覧会金メダルをもらった。日本の田中角栄元首相も平湖糟蛋が好きだという。現在、平湖糟蛋は香港、マカオ、及び東南アジア各国にも輸出されている。


はちみつ製品 平湖はローヤル・ゼリー多収穫のミツバチの発祥地で、現在、高品質・多収穫のミツバチの群れが10,000箱近くある。1998年、平湖は油菜花ブランドをつくり、100%新鮮ローヤル・ゼリーを発売した。科学的生産プロセスや品質コントロールシステムを利用し、また最新の鮮度保持技術を導入して、はちみつを採取してから零下18℃で保存する。それゆえ、鮮度を十分に保証する。100%新鮮ローヤル・ゼリー「油菜花」が発売されて以来、優れた品質で消費者に「信頼できる商品」と評価された。また、1998年度嘉興市優良農産物展示会で良質製品と、1999年度浙江省優良農産物展示会で省良質製品と、2001年度嘉興市農産物博覧会で名ブランド製品と選出された、。中国浙江省国際農業博覧会で優良農産物の銀メダルをもらった。
    と同時に、平湖は優良ミツバチを養殖している。1989年から優良ミツバチを浙江省20ヶ養蜂重点県(市)で推し進めてから、全国まで広がった。今まで全国30ヶ省(市)、1000以上の県(市)へ2万匹の女王バチを供給した。中国農業科学院ミツバチ研究所、吉林、江西養蜂研究所、浙江、山東、福建などの農業大学は何度も優良品種を導入・研究していた。2回もアメリカへ輸出された。平湖優良ミツバチの普及によって、中国のローヤル・ゼリー生産量は1987年の500トンから現在の2500トンまでのび、経済利益11億元を増やした。